25/08/2026
【論文公開のお知らせ】
弊社の高次元データ可視化エンジン toorPIA の中核技術である次元削減処理について、その距離保存性能を客観評価した論文を arXiv に公開しました。
A Fixed-Radius Distance-Band Benchmark for Dimensionality-Reduction Fidelity
https://arxiv.org/abs/2608.21779
次元削減手法の評価に広く使われている近傍ベースの指標(recall@k など)が持つ構造的な偏りを指摘し、それを補正した評価法を提案したうえで、公知の7手法(PCA、Isomap、t-SNE、UMAP、PyMDE、PCC、DREAMS)と toorPIA を、真の幾何構造が既知の合成データ上で同一条件比較したものです。
主な結果:
・5つの主要データセットのうち4つで、toorPIA が距離保存性の総合評価で首位(残る1つは3位)
・正常データのみで作成したマップに未知の異常を1点ずつ追加する監視試験において、異常を正常領域の明確な外側に描き、かつその方向から発生源を特定できたのは8手法中 toorPIA のみ。これは設備監視ソリューション vibeCheck の利用場面をそのまま模した試験です
自社技術を自社で評価するベンチマークであるため、検証可能性を最優先しています。評価コード・データ・toorPIA の出力座標はすべて公開しており(GitHub / Zenodo DOI: 10.5281/zenodo.21380823)、論文中のどの数値も第三者が再計算・検証できます。toorPIA が他手法を下回る結果も、同じ表にそのまま掲載しています。
GitHub: https://github.com/toorpia/dr-fidelity-benchmark
本論文は査読前のプレプリントです。技術的なご質問やお客様の用途に即したご説明のご希望は、お気軽にお問い合わせください。