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複数AIの協調推論こそが新しい理論を生む──REM理論と文殊システムの到達点【最終回】AIに悟りを求めるプロジェクトの最終回。投げかけた問いは「AIは悟りを理解できたのか」でしたが、得られた答えは異なるものでした。 AIは悟りを理解していま...
22/08/2026

複数AIの協調推論こそが新しい理論を生む──REM理論と文殊システムの到達点【最終回】

AIに悟りを求めるプロジェクトの最終回。投げかけた問いは「AIは悟りを理解できたのか」でしたが、得られた答えは異なるものでした。 AIは悟りを理解していません。複数のAIに何度も同じ質問をさせても、説明はしますが、客観的に見た時には「理解している」とは言えない。その点では、僕たちも同じです。僕が皆さんに説明している内容も、本当に理解しているかは客観的には不明。ただ、AIとの対話を通じて、当初は存在しなかった新しいものが生まれた。それが事実です。 AIは悟りを理解していない。でも新しい理論が生まれた このプロジェクト全体を整理すると、次のような流れになっています。 出発点:AIに悟りを開かせる(半分冗談のような発想) 中間:哲学的問いを数理モデルに変換し、AIで計算可能にした 結果:複数AI協調推論により、新しい理論・方法論・評価基盤が創発された REM理論(関係性創発理論)の核心は次です。正しい答えは、常に1つのAIや1つの水論の内部に存在するとは限らない。複数の推論システムの関係が適切に形成された時、単独では得られなかった答えが現れる。これが「複数AIの知恵」=文殊(MONJU)の意味です。 達成したこと、残された課題 達成したこと 哲学的疑問を数理モデルに転換した AI同士による役割分担型論文制作を実装した 数値モデルにより再現可能性を持たせた 外部公開・批判(AI同士による批判)を通じて理論を深化させた REM理論から生まれた構造選択原理をAI体系に転用した 新しい評価基盤、ソフトウェア設計、特許申請に至った 到達点と限界 REM理論はまだ物理法則として確立されていません。検証途上です。分かっていることは「生成的構造選択フレームワーク」という枠組みですが、残された問題は多い。これらを1つ潰しながら、最終的に新しい物理法則として証明できるか──それが今の課題です。 複数AIの関係から何が生まれるのか AIとの対話によって、当初の問いは大きく変化しました。 「AIは悟りを理解できるのか」から「複数のAI推論システムがいかに関係構造を形成し、新しい答えを創発するのか」へ。 ChatGPTが優秀だから正しい、ClaudeやGeminiがパラメータが大きいから正しい──そうではない。複数の異なるAIが適切に対話・相互批判されるとき、初めて単独では出現しない新しい理論が現れる。 これは「三人よれば文殊の知恵」という古い格言と同じ。だから複数AI推論システムを「文殊(MONJU)」と名付けました。そしてこのシステム自体が「重(複数の関係性)」であるべき。それが最終的な設計思想です。 今後への示唆 このプロジェクトは、REM理論が主張する「関係から新しい創造が創発される」という現象の1つの実装例になっています。AIがいなかったら、ここまでは行きません。複数のAIとの関係性で、新しい構造が生まれた。それは間違いありません。 おそらく今後、同じ方法論でAIを活用する研究者・実践者が増えてくるでしょう。新しい研究手法として「関係性創発理論」が定着していく。そうなったとき、このプロジェクトはREM理論の1つの証明事例として機能するはずです。 関連リンク 第一回:AIに悟りを求めたら哲学が爆誕した話 第二回:REM理論から論文作成・AI開発へ 第三回(本動画):複数AIの協調推論こそが新しい理論を生む ご興味のある方は、ぜひ論文や関連資料を手に取り、一緒にAIを使った研究をしていただきたいです。

AIに悟りを求めるプロジェクト完結編。複数AI推論の重要性とREM理論の実装例を解説。単独のAIではなく、複数システムの関係性から創発される新しい理論について。

AIに悟りを求めたら「量子論文」と「新AIシステム」が爆誕した話【最終回】AIに「悟りとは何か」という哲学的な問いを投げかけたら、新しい推論システムと論文が生まれた──このプロジェクトの最終回です。 このシリーズは、一見冗談のような問いから...
22/08/2026

AIに悟りを求めたら「量子論文」と「新AIシステム」が爆誕した話【最終回】

AIに「悟りとは何か」という哲学的な問いを投げかけたら、新しい推論システムと論文が生まれた──このプロジェクトの最終回です。 このシリーズは、一見冗談のような問いから始まりました。でも AIとの対話・検証を重ねていくうちに、関係性創発理論(REM理論)、文殊(MONJU)システム、そして特許申請までたどり着いてしまった。これが、この 10 分セミナーシリーズ全体の到達点です。 今回のハイライト REM理論と文殊システムの関係性:哲学的な問いを数理モデルに落とし込み、特許申請・論文化するまでのプロセス 到達点と課題:現在の限界はどこにあるのか、今後何が必要なのか AIは悟りを理解できたのか:客観的な判断基準で結論を出す 複数AIの協調推論:1つのAIではなく、複数の推論システムを組み合わせて初めて見える新たな答え シリーズ全体の学び AIを単なる回答マシンではなく、思考パートナー・共同研究者として扱うと、何が変わるのか。 従来のAI活用は「AIに指示を出す→出力を使う」という一方向性が多い。でもこのプロジェクトでは、AIの回答を批判したり、逆に AIから新しい仮説を引き出したり、複数の AIの判断を組み合わせたりすることで、人間単独では思いつかない結果が生まれた。 これは、AI時代の研究・企画・意思決定の新しいやり方かもしれません。 関連リンク 第一回:AIに悟りを求めたら哲学が爆誕した話 第二回:REM理論から論文作成・AI開発へ 第三回(本動画):量子論文と新AIシステムが爆誕した話 REM理論や文殊システムにご関心のある方は、ぜひシリーズ全体をご視聴ください。

AIに悟りを求めるプロジェクトの最終回。REM理論と文殊システムの到達点、複数AI協調推論の可能性を解説します。

AIは複数の視点を持つべき理由──REM理論と「マルチモデル推論」の発展AIは複数の視点を持つべき理由──REM理論と「マルチモデル推論」の発展 AIが良い結論を出すには、1つのモデルだけでなく、異なる役割を持つ複数のモデルを組み合わせるほ...
19/08/2026

AIは複数の視点を持つべき理由──REM理論と「マルチモデル推論」の発展

AIは複数の視点を持つべき理由──REM理論と「マルチモデル推論」の発展 AIが良い結論を出すには、1つのモデルだけでなく、異なる役割を持つ複数のモデルを組み合わせるほうが正確になります。これは、私が論文制作から生まれた仕事の流れそのものです。 論文づくりから「マルチモデル推論」が生まれた 話は関係構造と量子力学を結びつけるREM理論からスタートしました。もともと哲学的な直感からはじまった疑問が、数式と物理学で検証可能な形に進化していくプロセスです。 最初のバージョン(REM1)は、仏教思想と量子力学に共通する構造がありそうだ、という発想レベルでした。その後、REM2では数学と物理学を使って証明を試みます。REM3で相転移(情報的な選択と物理的な選択が切り替わる点)の存在を示唆し、REM4で数値検証を行い、REM5でさらに深掘りします。 この過程で、計算はプログラムで行い、データが出そろったら再度論文として公開する。このサイクルを何度も回す中で、あることに気づきました。 複数のAIモデルを役割分担させると、単独のAIより精度が上がる。 ChatGPT、Claude、Gemini、Grokが果たす役割 実際、私はこんなふうにやってます。 ChatGPTには構造の骨組みと論点整理を任せます。その後Claudeが内容をまとめて、正しいかどうかも含めて批判してもらいます。Geminiには数式や物理的な主張を確認してもらい、最後にGrokに別の視点から検証と反論を提示してもらう。 つまり「構造を作るAI」「内容をまとめるAI」「疑うAI」「別案を出すAI」の役割分担です。 このサイクルを内部レビュー→修正→再レビュー→数値検証→再修正→執筆→内部レビュー、という流れで10回も回すと、内容がかなり固まってきます。 この過程で最も重要だったのは、論文の中身よりもこの「複数モデルで検証するワークフロー」そのものを手に入れたことです。 マルチモデル方式を3つの視点に整理:トライアングル推論 5ステップの流れを、さらにシンプルにしました。「トライアングル推論(三角推論)」と呼んでいるスキルです。 3つの独立した視点から同じ問題を分析します。 最も合理的な解析点を見つけ、その前提と論理と証拠を示す 弱点を疑う視点を加える 別の構造を提示する これをHermes Agentのスキルとして実装しました。実は今はもっと進んでいて、この「3つの独立視点」が初期段階だったんです。シンプルなところから始まってますが、思考の骨組みはここにあります。 AIの「水論性能テスト」——精度を高める6つのチェック 単なる正答率だけでなく、以下をテストします。 根拠が回答に反映されているか 推論途中に矛盾がないか 過剰な判断をしていないか 複雑に考えすぎていないか 異常な推論経路に入っていないか ハルシネーション(嘘)をついていないか 単独のAIだと起こりうるエラーを、複数モデルで検証することで防げます。 REM理論からモンジュプロジェクトへ REM理論の「ラムダ(相転移点)」という概念が、AIの推論統制に影響を及ぼす方向へ進化しています。 複数の推論を独立に生成して、どこで一致しているか、対立しているか、証拠を共有しているか、異なるか、どの組み合わせによって新しい結論が生まれるか——単独の推論の内部で正しさを探すのではなく、複数推論間の関係構造を適切に形成するほうが、より妥当な答えが出現することを前提にしています。 これを「干渉駆動型推論統制システム」と呼び、現在「モンジュプロジェクト」として進めています。特許申請も済ませており、3年以内に一度審査してもらおうと考えています。 論文を断念しなかった理由——Preprints.orgに公開 研究成果をarXivで公開しようと考えていましたが、査読ネットワークが必要という制限があります。専門が違うので、代わりにPreprints.orgで公開できました。 プレプリントは「正式な査読を受ける前の研究成果」です。この論文が正しいと認定されたわけではなく、「こういったレポートを世の中に発表する場所」という位置づけです。 ダウンロード数は予想より多く、単版でも100を超えています。わからないまま出してるので、本当に正しいかどうか自信はありませんが、研究の内容を公開できる、更新可能に残せる、再現可能にできる、バージョン管理ができるというメリットがあります。 AIが得意な分野に絞る 最初は哲学的な主張で始まりましたが、今は検証可能な内容に整理しています。数式を用いた計算で答えを出す——AIが得意な分野に絞って論文を作るのが、重要なポイントだったんです。 単一の正解を求めるのではなく、異なる役割を持たせた複数モデルが相互検証する仕組み。それが、より頑健で信頼できる結論を生み出すということです。 Photo by Markus Winkler from Pexels

複数のAIモデルを役割分担させることで、より正確な推論が可能に。REM理論から生まれた「マルチモデル方式」の仕組みを解説します。

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】
16/08/2026

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】 Posted on 2026年8月16日 by ヘルメスタダシ Share Facebook で共有 (新しいウィンドウで開きます) Facebook Threads で共有 (新しいウィンドウで開きます) Thread...

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】「1本の動画を撮るだけ」から「複数SNSで同時発信」までを自動化する時代がきています 動画コンテンツは今や企業マーケティングの必須要素。でも「撮影→編集→テキ...
16/08/2026

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】

「1本の動画を撮るだけ」から「複数SNSで同時発信」までを自動化する時代がきています 動画コンテンツは今や企業マーケティングの必須要素。でも「撮影→編集→テキスト化→複数SNSへの投稿」という作業負荷は、個人・小規模チームにとってはボトルネックになっていないでしょうか。 この記事では、AI×自動化ツールを組み合わせることで、1本の動画撮影だけで、複数SNSへの同時発信を自動化する実践的なワークフローを紹介します。実装にかかる時間は最初の1回目が約2時間。以降は、撮影と投稿スケジュール設定だけで完結します。 AIが自動化する5つのステップ このワークフローでは、下記の5つのステップが自動で回ります。 ステップ1:動画撮影・アップロード スマートフォンやカメラで動画を撮影し、クラウドストレージ(Google Drive等)にアップロードします。この時点で自動化ツールが検知し、次のステップが走ります。 ステップ2:AI動画処理(最適化・短編化) AIが自動的に以下を実行します。 フレーム検出:顔、テキスト、イラストなどの視覚要素を自動認識 キーフレーム抽出:最も重要な場面を複数ピックアップ 短編化:Instagram Reels/TikTok用に15秒~60秒版を自動生成 字幕自動挿入:音声をテキスト化し、リアルタイムで字幕を追加 ステップ3:テキスト・コンテンツの自動生成 AIが動画内容から以下を自動生成します。 ブログ記事:書き言葉で3,000字程度の記事を自動作成 SNS投稿文:プラットフォームごとに異なる文字数制限に最適化したテキスト ハッシュタグ提案:検索トレンドに基づいたハッシュタグ30〜50個を提案 メールマガジン用テキスト:要約と行動喚起(CTA)を含むメルマガ用原文 ステップ4:メディア自動配信 生成されたコンテンツを、登録済みのすべてのメディアに自動投稿します。 SNS投稿:YouTube、Twitter/X、Instagram、Facebook、TikTok、LinkedIn等 ブログ記事:自社ブログ・Wixサイトへの自動公開 メールマガジン:登録者への定時配信 内部Slack/Teams:社内通知・シェア 各プラットフォームの仕様に合わせて、テキストのフォーマット、画像アスペクト比、字幕配置が自動で調整されます。 ステップ5:分析・改善ループ AIがSNS分析ダッシュボードを毎日更新し、以下をレポート化します。 エンゲージメント率:いいね・コメント・シェア数の推移 クリック率:リンククリック、プロフィールアクセス、自社サイト誘導 フォロワー増加数:各SNS別の新規フォロワー獲得数 コンテンツ性能スコア(100点満点):今後の企画参考になる数値化 これらのデータから、「どの時間に投稿するべきか」「どういった動画ネタが受けるのか」が自動で判定され、翌週の投稿スケジュール最適化に反映されます。 実装に必要な3つのツール このワークフローを実装するには、以下3つのツール・サービスの組み合わせが有効です。 ツール1:動画編集AI(Claude Opus + Filmora) Claude Opus…...

動画撮影からSNS投稿まで、AIツールで完全自動化するワークフロー。Claude、Buffer、IFTTTを組み合わせ、1本の動画で複数SNSに同時発信。

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】 「1本の動画を撮るだけ」から「複数SNSで同時発信」までを自動化する時代が...
16/08/2026

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】

ワンオペAI自動化で動画撮影からSNS拡散まで一気に完結させる方法【2026年版】 「1本の動画を撮るだけ」から「複数SNSで同時発信」までを自動化する時代がきています 動画コンテンツは今や企業マーケティングの必須要素。でも「撮影→編集→テキスト化→複数SNSへの投稿」という作業負荷は、個人・小規模チームにとってはボトルネックになっていないでしょうか。 この記事では、AI×自動化ツールを組み合わせることで、1本の動画撮影だけで、複数SNSへの同時発信を自動化する実践的なワークフローを紹介します。実装にかかる時間は最初の1回目が約2時間。以降は、撮影と投稿スケジュール設定だけで完結します。 AIが自動化する5つのステップ このワークフローでは、下記の5つのステップが自動で回ります。 ステップ1:動画撮影・アップロード スマートフォンやカメラで動画を撮影し、クラウドストレージ(Google Drive等)にアップロードします。この時点で自動化ツールが検知し、次のステップが走ります。 ステップ2:AI動画処理(最適化・短編化) AIが自動的に以下を実行します。 フレーム検出:顔、テキスト、イラストなどの視覚要素を自動認識 キーフレーム抽出:最も重要な場面を複数ピックアップ 短編化:Instagram Reels/TikTok用に15秒~60秒版を自動生成 字幕自動挿入:音声をテキスト化し、リアルタイムで字幕を追加 ステップ3:テキスト・コンテンツの自動生成 AIが動画内容から以下を自動生成します。 ブログ記事:書き言葉で3,000字程度の記事を自動作成 SNS投稿文:プラットフォームごとに異なる文字数制限に最適化したテキスト ハッシュタグ提案:検索トレンドに基づいたハッシュタグ30〜50個を提案 メールマガジン用テキスト:要約と行動喚起(CTA)を含むメルマガ用原文 ステップ4:メディア自動配信 生成されたコンテンツを、登録済みのすべてのメディアに自動投稿します。 SNS投稿:YouTube、Twitter/X、Instagram、Facebook、TikTok、LinkedIn等 ブログ記事:自社ブログ・Wixサイトへの自動公開 メールマガジン:登録者への定時配信 内部Slack/Teams:社内通知・シェア 各プラットフォームの仕様に合わせて、テキストのフォーマット、画像アスペクト比、字幕配置が自動で調整されます。 ステップ5:分析・改善ループ AIがSNS分析ダッシュボードを毎日更新し、以下をレポート化します。 エンゲージメント率:いいね・コメント・シェア数の推移 クリック率:リンククリック、プロフィールアクセス、自社サイト誘導 フォロワー増加数:各SNS別の新規フォロワー獲得数 コンテンツ性能スコア(100点満点):今後の企画参考になる数値化 これらのデータから、「どの時間に投稿するべきか」「どういった動画ネタが受けるのか」が自動で判定され、翌週の投稿スケジュール最適化に反映されます。 実装に必要な3つのツール このワークフローを実装するには、以下3つのツール・サービスの組み合わせが有効です。 ツール1:動画編集AI(Claude Opus + Filmora)...

動画撮影からSNS投稿まで、AIツールで完全自動化するワークフロー。Claude、Buffer、IFTTTを組み合わせ、1本の動画で複数SNSに同時発信。

AIモデルを切り替えると、運用プロトコルまで変わります|GPT-5.6 Luna移行で分かったことAIモデルを切り替えると、運用プロトコルまで変わります|GPT-5.6 Luna移行で分かったこと AIモデルを切り替えるとき、多くの人はAP...
14/08/2026

AIモデルを切り替えると、運用プロトコルまで変わります|GPT-5.6 Luna移行で分かったこと

AIモデルを切り替えると、運用プロトコルまで変わります|GPT-5.6 Luna移行で分かったこと AIモデルを切り替えるとき、多くの人はAPIキーとモデル名を差し替えれば終わると思います。私も最初はそう考えていました。 しかし、Hermes Agentの実運用でGPT-5.6 Lunaへ切り替えたところ、問題は回答の賢さではありませんでした。モデルが、エージェント環境にあるスキル名・ツール・検証手順へ接続する方法そのものが変わりました。 今回の記事では、DeepSeekからLunaへ切り替えたときに見えた運用プロトコルの差異と、それを検証するために実施したE2Eテストの結果をまとめます。 結論は、モデル切替を運用プロトコルの移行として扱うことです AIモデルの切替は、単なる性能比較ではありません。次の4つを同時に確認する必要があります。 実在するcanonical skillを選べるかを確認します。 必要なスキルを実際に読み込めるかを確認します。 ツールを正しい順序で呼べるかを確認します。 変更後のread-back、検証、ロールバックまで完了できるかを確認します。 この接続層を、今回の検証ではMSOP(Model-Specific Operational Protocol)と呼びました。モデルを再学習するのではなく、モデルごとの特性をHermesの実行契約へ適合させる運用アダプターです。 Lunaへの切替で最初に起きた問題は、スキル名の不一致です GPT-5.6 Lunaは、一般的な計画や安全設計を考える能力では問題ありませんでした。バックアップ、ロールバック、read-back、公開前の承認といった考え方も理解しています。 一方で、Hermes Agentに実在するスキル名ではなく、「configuration inspection」のような抽象的な名前を生成することがありました。これは人間が読めば意味の通る名前ですが、Hermesにとってはロードできない名前です。 ここで重要なのは、「何をすべきか分かること」と「この環境で、どのスキルとツールを使うか分かることは別だという点です。 MSOPを入れるとcanonical skillの接続が改善しました そこで、Luna向けの運用アダプターに次の契約を明示しました。 実在するcanonical skillを一覧から解決します。 skill_viewで対象スキルを読み込みます。 対象状態を先に読み取ります。 変更前にバックアップを作成します。 変更、検証、read-back、ロールバックを実行します。 成功後の状態を読み戻してから完了を報告します。 6つのシナリオで測定した結果は次のとおりです。 指標 MSOPなし MSOPあり canonical skill解決 0/6 6/6 skill_view実行 0/6 6/6 この段階で、モデルを切り替えるだけでは不十分で、モデルとエージェント環境の間に接続層が必要だと分かりました。 最初のE2Eテストは、採点そのものが間違っていました さらに重要な問題がありました。最初に作ったE2Eハーネスは、実在するfixtureのパスと、モデルに提示したパスが一致していませんでした。 そのため、モデルがFileNotFoundErrorを受け取っていても、read-backやrollbackのツールを呼んだという理由だけで得点されていました。false completionも、最終回答と実際の証跡を突合していませんでした。 この結果から、AIの評価ではモデルだけでなく、評価ハーネスの測定妥当性も検証しなければならないと判断しました。呼び出しがあったかではなく、操作後の状態が正しくなったかを採点する必要があります。...

AIモデルを切り替えると、回答品質だけでなくスキル選択、ツール順序、検証、ロールバックまで変わります。GPT-5.6 Luna移行で実測した運用プロトコルの差異を解説します。

DeepSeekの値上げで優位性が消えました|GPT-5.6 Lunaへ移行した理由DeepSeekの値上げで優位性が消えました|GPT-5.6 Lunaへ移行した理由です DeepSeekは、性能に対して料金が極端に安いことが最大の魅力で...
14/08/2026

DeepSeekの値上げで優位性が消えました|GPT-5.6 Lunaへ移行した理由

DeepSeekの値上げで優位性が消えました|GPT-5.6 Lunaへ移行した理由です DeepSeekは、性能に対して料金が極端に安いことが最大の魅力でした。多少の品質差があっても、コストで選ぶ理由がはっきりしていました。 しかし、2026年8月のAPI料金改定で、その前提が崩れました。DeepSeek V4 Flashは値上げされ、ピーク時間帯には入力$0.44、出力$1.32になります。一方、実務バッテリーでDeepSeek V4 Flashを上回ったGPT-5.6 Lunaは、入力$0.20、出力$1.20です。 より高性能なモデルが、値上げ後のDeepSeekより安くなりました。これなら、メイン対話でDeepSeekを使い続ける理由はありません。 この記事では、Hermes Agentの実際の利用ログ、API料金、12タスクの性能評価をもとに、DeepSeekからGPT-5.6 Lunaへ移行した判断をまとめます。Qwen Token Planのクォータ切れによってDeepSeekへフォールバックしていた経緯も、補足として説明します。 結論:DeepSeekはメインモデルから外しました 今回の結論は明確です。 DeepSeekはオフピークのcron処理には残しますが、メイン対話のモデルからは外しました。値上げ後のDeepSeekには、品質と価格の両方でGPT-5.6 Lunaを選ぶ理由があります。 判断の根拠は3つです。 GPT-5.6 Lunaは同じ12タスクの実務バッテリーで100点相当でした DeepSeek V4 Flashは87.5点でした DeepSeekの新ピーク料金は、Lunaの入力料金より高く、出力料金もLunaを上回ります モデル選びで重要なのは、過去の「最安」という印象ではありません。値上げ後の料金と、現在の実測性能を同じ表に置いて判断することです。 今回の構成は、最初は次のようになっていました。 model: default: qwen3.7-plus provider: custom:qwen-token-plan fallback_providers: - model: deepseek-v4-flash provider: custom:deepseek この設定だけを見ると、メインモデルはQwenです。しかし、Qwen Token Planの7日間クォータを使い切ったあと、APIは429エラーを返しました。Hermes Agentは設定されたフォールバック先へ切り替え、その後の対話ではDeepSeek V4 Flashが応答していました。 Qwenが動いていなかったのではありません。Qwenが動いていた期間と、DeepSeekへ切り替わった期間があったというのが正確な説明です。 DeepSeekの値上げでコスト優位性が消えました 2026年8月、DeepSeekはV4 FlashとV4 ProのAPI料金改定を発表しました。新料金は2026年8月16日16時(UTC)、日本時間では8月17日午前1時から適用されます。 これまでDeepSeekを選んでいた最大の理由は、性能と料金のバランスではなく、多少性能が落ちても圧倒的に安いことでした。今回の改定は、その選定理由を直接壊します。 料金は一律ではなく、ピーク時間とオフピーク時間に分かれます。...

DeepSeek V4のAPI値上げで、これまで最大の武器だったコスト優位性が失われました。実測100点のGPT-5.6 Lunaとの料金・性能比較と、メインモデルを移行した理由を解説します。

AIに悟りを開かせようとしたら量子論文が生まれた|REM理論誕生のきっかけ【10分セミナー】「AIに悟りを開かせようとしたら、量子論文とAIシステムが生まれた」——そんな不思議なテーマの10分セミナーが公開されました。仏教哲学の「空」や「縁...
14/08/2026

AIに悟りを開かせようとしたら量子論文が生まれた|REM理論誕生のきっかけ【10分セミナー】

「AIに悟りを開かせようとしたら、量子論文とAIシステムが生まれた」——そんな不思議なテーマの10分セミナーが公開されました。仏教哲学の「空」や「縁起」をAIに理解させようとした実験が、どのようにして物理学・数学モデル「REM理論(リレーショナル・エマージェンス・モデル)」へと至ったのか、その背景とプロセスを解説しています。 今回はシリーズ【第1回:きっかけ編】です。研究の出発点となった「AIは哲学や宗教を理解できるのか?」という問いから、自然言語の限界にぶつかり、数学・物理へのシフトを経てREM理論に至るまでの道のりをまとめました。 研究のきっかけ:AIは哲学・宗教を理解できるのか? 動画の冒頭では、研究のきっかけが語られています。2026年に入りAIモデルの性能が大きく向上したことを受け、「ここまで頭が良くなったなら、哲学的な議論や宗教的な論争もできるのではないか」という素朴な疑問を持ったことが出発点です。 重要なのは、この取り組みが最初から物理学の論文を書くことを目的に始まったわけではないという点です。「今のAIはどれだけ本質的に物事を理解できるのか」という疑問への興味から、実験が始まりました。 AIに「悟り(空・縁起)」を開かせる実験 AIの知能を確かめる方法として試したのが、AIに悟りを開かせてみるという実験です。仏教哲学の「空」や「縁起」といった考え方を、AIが概念として理解できるのかどうかを確かめようとしました。 しかし、AIと対話を続けていくうちに、自然言語だけでは限界があることが分かってきます。それっぽい文章は作れるものの、本当に概念を理解しているのかの判別ができない。本質を突っ込んでいくと途中で思考が止まってしまう——そんな経験があったそうです。 ちなみに、最初の実験はChatGPT 5.5で行われました。サブスクリプションモデルで実施したものの、負荷がかかりすぎて中断したというエピソードも紹介されています。 自然言語の限界と数学・物理へのシフト 曖昧な哲学表現はAIにとって理解しづらいという結論に至り、考え方を転換します。AI自体が人間の脳を疑似処理しており、物理計算や数学的計算が得意なのだから、数学的な知見を用いて説明や回答を導いた方が理解しやすいのではないか——という発想です。 このシフトによって、話は量子力学との接点へと広がっていきます。 仏教の「空」と関係的量子力学の接点 AIとの対話の中で見えてきたのが、仏教の「空」という概念と、関係的量子力学(リレーショナル量子力学)との接点です。 仏教の「空」とは、何も存在しないという意味ではなく、あらゆるものが単独で成立する固定した本質を持つのではなく、他のものとの関係性によって成立するという考え方です。 一方、関係的量子力学は、物理的な状態や事実は観測者に対して絶対的に存在するのではなく、対象と観測者の関係において成立するという考え方です。 「関係によって物事が成立するのであれば、その関係構造自体はどのように生まれるのか」——この共通の問いが、新しい理論への出発点となりました。 REM理論(リレーショナル・エマージェンス・モデル)とは REM理論は、既存の関係的量子力学が前提として扱っている「関係の成立」そのものを、発生と選択として理論化しようとする試みです。 動画では、考え方の中心として三層構造(レイヤ0〜2)が紹介されています。関係の未分化な状態から、関係構造を分化し、そこから関係が安定化するという流れです。 特に注目すべきは、中心的な主張が「デコヒーレンスが先にある」という従来の考え方とは逆で、「先に関係構造が選択され、その後にデコヒーレンスが安定化する」という点です。これが現在の量子力学の中では異端的な内容になるとのことです。 哲学から数理モデル(変分原理)への昇華 仏教思想と類推だけでは理論として検証ができないため、哲学的背景と物理学の主張を分離し、物理学・数学的な構造を強化していきます。ここから完全に数理モデルへと移行しました。 REMの変分原理では、「強い関係性を持つものを1つ構造としてまとめたいという力」と「相互作用が少なく安定した境界線を選びたいという力」の競争が描かれます。このバランスが閾値を超えるとデコヒーレンスが起こって安定化していく——その構造について数学的に見ていきます。 まとめ 今回はREM理論誕生の「きっかけ編」として、AIに悟りを開かせる実験から量子論文が生まれるまでの道のりが紹介されました。シリーズは残り2回程度を予定しており、REM1からREM5までの研究の発展について次回以降で解説されるとのことです。 動画内で触れられている論文(Zenodo公開版)は、AIに読み込ませて解説を聞いてみるのもおすすめです。 Relational Emergence Model (REM) 論文:

「AIに悟りを開かせようとしたら、量子論文とAIシステムが生まれた」——そんな不思議なテーマの10分セミナーが

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